【射撃】親子撃ちへ
久し振りにミロク射撃場へ行ってきました。
再来週の日曜日が大会になっていて、それのために一回練習。
普段やらない競技や違う場所で大会があるので、恥をかかないように一通りやっておきました(笑)。
結構当たって自分がビックリ。
まぁこれで恥はかかんろう。
それよりもビックリしたのは、自分の頭の柔らかさ。
いつでもどこでもなんですが、だいたい射撃場で多いのが「ベテランおじさん」で、このベテランおじさん、いろんなアドバイスをくれます。
おじさんってなんであんなに人に口出したくなるんやろうね(笑)。
それはさておき、私はこのベテランおじさん嫌いじゃないし、射撃は教えてくれる人が極端に少ないので(情報が少ない!)ありがたくだいたいのことは受け入れています。
でも、いつもどーせやったってできんもんね、と思って聞いていました。
いや、ほんっっっっっとうに当たらんのよ!!
練習量が足りんのが主な原因やけど、やれクレーの下を狙えだの照星を見ろだの動きを止めるなだの、いやわからんてみたいなことをいろいろ言ってきて、言われた時点でもう萎えとる(笑)。
この日は違いました。
相手がお兄さんだったからかもしれない(笑)。
ルールもあんまりわからんまま、普段やらない「スキート」という競技をやっていた際に、ベテランお兄さんがやってきて、一緒に交じってやってくれることになり、アドバイスやルールを教えてくれました。
ある射台に入る前、このお兄さんが普段おじさんが言うようなアドバイスをくれました。
クレーを追い越して少し前を撃て。
これはどの教本にも載っている事実であり、考えたら理解のできるし納得のいく理屈なのです。
クレーは移動しているのだから、狙って撃ったところに弾が到達するころにはそこにいないのです。
これまでの自分はそんなこと言うたってできる人にはできるかもしれんけどあたしなんかが撃ったところでどーせ当たらんしよーと、半ば聞き流す感じで諦めを感じながら話を聞いていました。
39歳、心境の変化でした(笑)。
うん、一回頭において意識してやってみよう、そう思いました。
自分がその瞬間ビックリするくらい人の話が自分の中にストンと入ってきました。
そしたら2発とも当たったの。
その場の全員ビックリよ(笑)。
比較的当たりやすい射台ではあったものの、人がアドバイスをしてそれを聞いて実践して、こんなにもうまく実現させるかよ!?みたいな瞬間でした。
そして思った。
今までの自分は人の話聞いてなかったのね。
聞いたふりして、納得したふりして、どーせできんよね、って聞いてなかったんや。
諦めなのか、もうむしろ反抗に近い感覚よね。
納得してなかったし、できると思ってなかった、つまりアドバイスを疑って聞きよったがや。
それを思って反省猛省(笑)。
39年間人がいろんなこと教えてきてくれたのに、どれだけのことが身についてきた?
もっと早く成長できちょったかもしれん。
受け入れるって感覚がこの日実感できました。
時間かかったー(笑)。
射撃も楽しかったけど、それ以上に人生においてすごい重要な日になった気がする。
この感覚をずっと忘れませんように。