雪の日記2

高知の田舎で生姜のお仕事をしながら子育てに奔走中!

出産入院9日目

さあ、退院を明日に控えた今日、退院前診察がありました。

エコーで子宮をチェック。

問題なし!

Kちゃんも聴力検査。

問題なし!

体重の増加も順調で、産まれてきたときと同じ2800g台になりました。

 

実は昨日、担当してくれた助産師さんがめっちゃ上手な人で、あたくしの右おっぱいに残乳が溜まっているしこりがあるのを丁寧にほぐしてくれて、授乳前にこれをやると赤ちゃんが飲みやすくなるよ、と教えてくれていて、それを実施してみたら・・・

今までにない量を飲んでくれたのー!

それにね、この方の対応がとってもよくて、お母さん(あたしね)の気分がよかったのが伝わったのか、Kちゃんもご機嫌に飲んでくれたのかも。

そーゆーのって、伝わるらしいやん。

 

晴れて明日、退院できそうです。

 

 

そして・・・。

すごいことが起きました。

予想外の出来事・・・。

 

なんと・・・。

 

先日書いた怨念の手紙(笑)、本人の手に渡りました(笑)。

 

この紙は本来、Kちゃんを取り上げてくれた助産師さんが取りに来る予定で、そう紙にも書いてあったので安心して怨念を込めたのですが、待てど暮らせど助産師さんが来ない!

なので、退院の際に「誰か」に渡すんだろう、と思ってました。

 

そしたら、授乳中に例の女がやってきて・・・

 

「シートのご記入、終わってますか?いただきたいのですが」

 

なんですと・・・。

 

恨みの矛先本人が受け取りに来るなんて、予想外すぎた(笑)。

 

しかし、ここで「いや~間違えちゃって~もう一枚もらえますぅ?」なんて言い訳をしていたら、あたしの主張が無駄になる!と思い、思い切って渡しました。

 

すると・・・。

 

その場で座って読み始めたではないか・・・!!?

 

こんな気まずいことってある(笑)?

いや、本人の名前とか、特定されるような情報は書いてないけど、さすがにピンと来るでしょう、と思いながら何て言うか待ってみました。

 

そっかぁお母さんこんな風に思ってたんですねぇしんどい思いをしてたんですねぇ

 

と、まぁ他人事でしたね。

 

 

てめぇだよ、てめぇ

 

 

と心の中でぶん殴っときました。

 

これでこの件は終わったと思いきや・・・。

 

「覚えてますか?◯◯(術中の助産師さん!)です」

 

と、彼女が退院前のあたしに会いに来てくれたの!

それこそ出産続き、夜勤明けのお疲れのところ、手術の日以来会いに来れなかったから、と顔を見に来てくれました。

 

しかも、さっきの怨念の手紙を手にしているではないか・・・!!

 

かえって不安にさせてごめんなさい、プレッシャーやったね、体重も増えゆうしそんなに気にすることなかったのにね、と言ってくれました。

それに、彼女も出産経験の中で、辛い思いをしたことがあって、気持ちがわかります、って。

しかも面白いことに、

 

「もしかして、これをもらいに行った人のこと?」

 

知ってた(笑)。

 

いやもうほんとに助産師さんだけでえーよ!

 

優しいし指導は上手やし感情を逆撫でるどころか同調してくれるし。

 

また泣かされて(笑)、励まされる中で笑わせてもくれて、すごーく心が軽くなって、いい気持ちで退院が向かえられそうです。

それに、術中のお礼も言えたし。

本人は必死やったみたい。

逆子は足から出てくるから、肩まではすんなり出るけど、そのあとの頭を出すのが大変で、Kちゃんはなかなかの体勢でお腹にいたので頭がつっかえて、その間に羊水をたくさん飲んで、取り出したときに泣き声が小さくて心配したんやって。

なんとかするのに必死で、肺に刺激を与えるためにポンプマスクをしたり背中をなでたりして、万が一のために小児科の先生を呼んだけれど、先生が来たときは元気に泣いていて・・・

 

Kちゃん、この方はあなたの命の恩人ですよ。

 

この方のお陰であたしはちっとも心配することなく出産を終えました。

だって、そんな必死なことを悟られないようにしてくれていたから(本人は焦っていたかもしれんけど)。

命の現場に携わる人は、本当にすごい。

チープな言い方しかできんけど、すごい。

 

もう思い残すことはありません。

あっという間みたいな長い10日間が終わろうとしています。

 

さあ、家に帰ろう。

 


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出産入院7日目、8日目

7日目の昨日、義理の妹さん夫婦が面会に来てくれました。

帝王切開経験者で、おっぱい事情も困った経験があるそうで、いっぱい励ましてくれてすごく心が楽になりました。

 

と、言うのも、例の雑な看護師さん、この日も担当・・・。

げっそりー。

でも、もう、こいつに感情を左右させてはいけない!と鉄の女になりました。

「あ、はい」「えぇ」

とそっけなく返事して、言う通りに動いとけばこいつが満足してどっか行ってくれるろう、と。

 

それが、1日中忙しくて、こいつに構ってられる時間がなかったのだ!

退院指導を受けたりシャワー行ったりね。

 

気がつくともう夕方、晩ごはんの時間💦

あっという間の1日でした。

 

で、夜の担当さんがちょっとあの雑女(笑)に似たタイプで。

また三時間で50ml飲ませろ、と。

 

んなことできたら苦労してねぇんだよ!!

 

と怒り爆発寸前。

夜の授乳の時間。

言われた通り寝る子を起こし、順序よく飲ませるも、やはり飲まず。

 

ならてめーが飲ませて見せろや

 

と言ってやろうと思いナースコールしてやった。

 

そしたら違う人が来てもーた(笑)。

最初の日に担当してくれた優しい看護師さん。

この日の対応も優しかったー( ;∀;)

 

飲みませんねぇ。

お腹いっぱいながでしょうね。

また次にやってみましょう!

 

そうなの。

こーゆー人が嬉しいの。

 

あたくし、あまりにも情緒が振り切れて(笑)、病院に手紙書いてやりましたよ。

お産の振り返りシートみたいなのを書かんといかんがやけど、最初テキトーに書いちょったやつの空いたスペースに、ずらずらと思いの丈をぶつけてやりました。

 

皆さん、夜中に感情にまかせて手紙など書くもんじゃありませんよ(笑)。

 

けど、もう2度とこの病院で出産する気はないし、後悔してません。

あの女共が読んで何か思うとこでもありゃー幸いです。

 

で、涙を流しながら手紙書き終わったら疲れ果てて・・・

 

そして子どもが起きる(笑)。・゜゜(ノД`)

そして寝てくれない(笑)。・゜゜(ノД`)

 

就寝、6時。

これが子育ての大変なところなんでしょう。

朝からげっそり・・・。

疲れ、マックスっす・・・。

 

なので、8日目の今日の午前中は、Kちゃんと一緒にとにかく寝てやりました。

ミルクの量だとか三時間だとか、そんなもの無視して、飲むだけ飲まし、寝たら一緒に寝てやりました。

 

シャワーして今、とっても気分がすっきりしてます。

情緒、安定。

 

明後日、もう退院の日が近付いてます!

黄疸の検査も大丈夫やったし、体重も少しづつやけどやっと順調に増えゆうし。

予定通りにこの病院とおさらば!できそうです。

 


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出産入院6日目

面会がたくさん!ありました~☺️

中津の両親がはるばる県境を越えて(笑)来てくれました。
あたくしが「新米のおにぎりが食べたい」とわがままを言っていたので作ってきてくれて。
しかもピクニックみたいにいっぱい!!

あ、今思えば一人で全部食べたな(笑)。
分け合うことをしらない卑しい子なのです(笑)。

久し振りによくしゃべった気がする(笑)。
あっという間の時間でした。
部屋に面会の呼び出しがかかったとき、

「おじいちゃまとおばあちゃまが来てますよ」

って(笑)。

ま、確かにKちゃんにとったら「おじいちゃまとおばあちゃま」になるでしょうね、間違いなく(笑)!!
そう呼ばせよう(笑)。
早く花桃と戯れる日が来ないかな~。
中津の姐さんからもお祝いをいただきまして。
中津はあたしの「第一の故郷」になりつつあるな(笑)。

それから、友人も来てくれました。
ほんとに来てくれただけ。
あたくしが「面会は親族のみ」ってゆー縛りを聞き逃していたため、その友人には会えなかったのですー😭
持って来てくれたお祝いとお土産だけもらって、本人とは会えず・・・。
佐藤、ごめんね。

ちなみに、そのお祝いをごらんください。

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ダイパーケーキ!
これ、あげたときあるけど、もらった方はテンションあがるぅ!!
いやー嬉しいなー。

最後にお父さんも来てくれました。
仕事を終えてから。
なんと甲斐甲斐しい😭
もーちょっとで抱っこできますよ。


とまぁ嬉しいこともたくさんありましたが・・・。

実は朝から夜まで情緒崩壊でした(笑)。
もう思い出すのもめんどくさいくらい。
久々に人前で泣いた。
くっそ悔しかった。
けど堪えれんかった。

例の雑な看護師にまた今日当たって。
それだけでもテンション下がるのに。
やっぱり好かん、この人。

例えば、人の子を「君」と呼ぶところとか、おっぱい吸うのを「下手くそさん」と言ったり、授乳の練習やけど子どもの頭ぐりぐり押し付けてきたり、めっちゃ泣きゆうのに。
数字を重視して、何時間にどれくらいミルクをあげろってそればっかり言ってきたり、体重は増えつつあるのに。

そーすると、怒りを通り越す瞬間が実感できるほどの感覚で焦燥感が襲ってきた。

あ、ダメママなのね、あたしは、と。
あたしのせいでこの子はお乳を吸うのが下手くそで体重が増えなくてダメになっていくのね、と。
嫌がる子どもは無視して無理くりにでもせんかったらこの子は死んでしまうのね、と。

そー思ったら泣けてきた。

そしたらこいつ、ホルモンのせいにしやがった。
産後うつとかと一緒にしてきやがった。

「大丈夫ですかぁ?何が不安ですかぁ?そういうふうになるお母さんいますよぉ」


てめぇが消えればこっちはなんともねぇんだよ!!


と言えるほど元気もなく。

その後、夜搾乳をあげようとしても哺乳瓶をくわえないKちゃん。


もう無理です。


と看護師さんに泣きつきました。

そしたら、あたしの涙なんかにちっとも触れず、優しく落ち着いてミルクをあげてくれて。
飲んだよ、ちゃんと。

それに、数字なんてただの目安なんやき、無理してあげることないのよ~、体重もちゃんと増えゆうし、産まれたとき2800あったんなら問題ないのよ~、って言ってくれて。

それで安心してもっと泣けてきた(笑)。

最終的に旦那にこれしゃべって号泣(笑)。

あたしをこの病院から連れて帰ってくれ、と懇願(笑)。

面会時間いっぱいまで黙って聞いてくれた旦那っち。
ありがとう。
この人がおってくれてよかった。


出産・子育てって、大変ね。
順調にいきませんね。
それが自分が死ぬまで続くんやろうね。

佐藤がくれたお土産の白桃ゼリーに慰められてまた搾乳に向かう夜なのでした。