雪の日記2

高知の田舎で生姜のお仕事をしながら子育てに奔走中!

【ショック】久々に堪えた話

幼稚園のお迎えが普段より少し遅くなり、市役所で用事を終えて向かおうとしていた時に電話が鳴った。

 

幼稚園からだった。

 

Kちゃんが、絵本の取り合いでお友達を噛んでしまった。

結構強く嚙んだみたいで、痕がミミズ腫れのようになっている。

 

子どもにも保護者にもフォローお願いします、という内容だった。

普段通りお迎えに行っていれば直接先生とお話できたところ、今日に限って遅くなったので電話で話すことになってしまった。

 

別に電話だろうと直接だろうと、そのことは重要ではない。

幸いなことに、相手が仲良しのお友達でお母さんがママ友さんなので、すぐに謝罪ができる。

子どもが噛んでしまうことは、仕方のないことだとも思う。

それに関しては、うちでは噛んだりしないのに、というのが正直なところ。。。

 

ショックだったのは、前の晩、むちゃくちゃKちゃんを怒っていたこと。

お風呂に入る入らない、ご飯を食べる食べないでめっちゃ怒った。

Kちゃんはスプーンを投げたり風呂前に大号泣したりでやりたい放題だった。

私の口真似をして「もう!好きにしいや!」などと生意気なことも言っていた。

私はもう相手にしたくないので、極力無視をした。

いい加減にしてくれよと辟易し、実際にそうも言った。

 

 

そしてKちゃんがお友達を噛んだ。

 

 

これは私のせいだ。

 

 

 

愛情が足りないからお友達にも攻撃的になる。

わがままに育っている。

思い通りにならないから手が出る。

そうなる子育てをしている母親の責任だ。

 

そう思ってものすごくショックだった。

子どもは子どもなりに悩んだり傷ついたりして成長していて、捌け口がないからお友達に当たってしまうこともあるのだろう。

Kちゃんのお友達をKちゃんが噛むように仕掛けたのは私だ。

 

それを口に出すと泣き崩れてしまいそうだったので誰にも言えない。

私にはそんな話をできる相手がいない。

涙を、弱みを見せられる相手がいない。

そう思うと、情けなくて寂しくて悲しくて、すげえ沈んだ。

 

唯一、そのお友達のママ友さんに謝罪のラインを送った際に「全然大丈夫ですよ!本人も痛くなかったって言ってます笑」と言ってくれたのが救いだった。

いいママ友さんに出会えてよかった。

許してくれるからいい人なんじゃなくて、ちゃんとそういうやり取りができる仲でいられるっていう意味ね。

 

子育てなっただ中のお母さん方が孤独を感じたり孤立をしていたりする話をよく(ツイッターで)聞くけれど、こういう窮地に立たされた時に強く浮き彫りになって、自分を責めて誰にも言えずもっと心を閉ざしてしまうんでしょうね。

久々にこんなにショックを受けて、後ろから強く押されて独りぼっちになった気分でした。

Kちゃんはそのうち噛まなくなる。

成長するし。

けど母親は成長できるのか。

傷つかないメンタルになれるのか。

自分で自分を責めている分、問題解決にならないのではないか。

そんな子育ての坩堝(るつぼ)にはまっていってしまった日でした。