あたくし、食に関しては割とお財布の紐が緩い方で、気になってしまったものやその地域の特産品、おすすめ品などはパッと買ってしまうたちなのですが、中でも好きなものがあって。
それは・・・
塩。
あたくし、塩が大好きなんです。
ご飯にも肉にも、塩が一番合うと思っていて、海水天日塩が大好きなんです。
そもそも「塩じゃー!」なんて言い始めたのにはきっかけがある。
田野屋塩二郎 様。
みなさまご存じ、塩の匠です。
もう何年も前の話になるけど、しかもはっきりとした事件は忘れたんやけど(笑)、どこかで何かを食べてその衝撃のおいしさの原因が「塩二郎」という塩であることがわかってすぐ買ったの。
その塩が美味しくて美味しくて!!
その味が忘れられず、再び田野町まで出向き、小売りのショップへ行ってみると・・・
店たたんどるー--😭😭😭
お話を聞いてみると、あまりのおいしさに方々から注文が殺到して、小売りにまで手が回らなくなってしまった、と。
いやそうだよね。
味が変わってしまうほどのおいしさなんだから。
ちなみにその昔買った黒(青やったかなぁ?)のパッケージの「塩二郎」塩、今サイトで見たら4000円超えとって鼻血出た。
それからというもの、伯方の塩とヒマラヤ岩塩は普段使い、アジ〇オから足を洗い(笑)、我が食すためだけの嗜好品に、塩を見つけては試しに買ってみています。
塩に対する愛は、私の神事に対する敬意もある。
神様にお供えするものって、水・酒・米・塩ですよね。
神主のばーちゃんが言うとった。
米を供えろ。
酒は米からできる一番手のかかった最高品。
塩があったら米が進む。
水がなかったら喉が渇く。
ばーちゃんのおかげで、私の中の神様はとても人間的で身近な存在になった。
つまり、これさえあれば生きていけるよね、ってことを神様が教えてくれている気がする。
基本を忘れるな、と。
そしてその基本がとてもとても大事で、こだわっていきたいところ。
なので塩はとても大切なのです。
こだわる中で、粗さ、というのも重要になってきました。
普段使いのヒマラヤ岩塩はグラインダーでひくので、粗い。
けど普段の料理に入れるので、食べるころには粗さは当然なくなっています。
わたしはこの粗さが苦手。
私の一番おいしい塩の使い方は塩握りだと思っているので、粗い塩はご飯の熱では解けず噛むとガリっとなってすごく不快なのです。
なので、これまで黒潮町の塩も使ってきたけれど、なんか・・・ねぇ・・・。
そこで出会ったのが、これ!!
銀象 様!!!
出た!
田野屋一族!!!
この塩二郎後継者が、我が土佐市にも降臨されました(笑)。
その工房が海沿いにできていくのを、今か今かと待ち続けていました。
遂に商品が発売になったときは、ネット販売かぁ・・・などと実物が見れる日を待っていました。
・・・いた。
近所の日曜市にやってきた!
ご本人様から商品を買うことができ、かつ私の思いのたけまで伝えさせてもらった(迷惑)。
銀象さんの塩には、粗い肉用の塩、やや粗めの魚用の塩、そしてサラサラの一般用の塩、があり、大容量のサラサラを購入しました。
ドキドキしながら実食。
もちろん塩握り。
う、うまい!!
伯方〇塩とは比べ物にならない(笑)、まろやかな塩味。
あたし、一生「まろやか」なんて表現使うつもりなかったのに、この表現が一番合う塩に出会ってしまった(笑)。
角を感じないまろやかさです。
これはスプーン何杯でもいけるよね、みたいな。
※塩のご利用は計画的に。
そのまま舐めたってがつーん!ってこんもんね、辛さが。
塩ですよ~塩なんですよ~天日で干しましたよ~
みたいな優しい味です(ふざけてない)。
ほんとに嬉しい買い物でした。
みなさまにも是非おすすめの商品でございます。