実は、術中、あたくし結構出血があったらしい。
いとこは輸血までいったらしく、あたしはそこまでじゃなかったけど、1500ml出たと。
そして、取り上げられた赤ちゃん、すぐに手元に連れてきてくれるのかなーと思いよったら・・・
背中をさすられてまして。
なんと、逆子のポジションが悪くて羊水を飲んだらしく、自分の力で泣けんかったらしい。
助産師さんが一生懸命背中さすったり、酸素のマスクつけたり、看護師さんに小児科の先生を呼ぶように言ったり、バタバタとしておりまし。
けど、当然あたくしには何が起こっているのかわかるわけもなく、助産師さんも「わからせる素振り」もせず、あたしの元に連れて来る前になって「あぁ、もう大丈夫!」と言ったことで、何かが起こっていた、と気付きました。
元気に泣く我が子。
ちっちゃくて紫色で、白い塊を体にいっぱいつけて、へその緒がついて、一生懸命泣く我が子。
さっきまであたしのお腹の中にいた我が子。
待ちよったよ。
もう、嬉しくて嬉しくて。
先生たちがお腹をグリグリ切ったりかき回したり(笑)しゆうときから涙が止まりませんでした。
麻酔が痛くても、切られるのが怖くても、お腹の中の何かを引っ張ったりされても・・・
やっと会えるね
これだけを考えていました。
出産前、推定体重が2800を越えていたので、産まれてくるときには3000くらいかな?と思っていましたが、2800くらいでした。
ちっちゃな赤ちゃん。
ようこそ、お母さんのところへ。
お父さんと二人で大切に育てます。
他にもたっくさん大切にしてくれる人たちが周りにいます。
いっぱい泣いて、いっぱいお乳を飲んで、大きくなってね。
名前はKちゃんといいます。