この日の朝は、離乳食を普段より多く食べた。
母は、ワンオペ育児のストレスに潰されそうになり、親子で出掛けることに決めていた。
午後から診療開始する小児歯科に連れていきたかったため、昼前に出掛け、街をブラブラしてランチをしてから歯医者に行こうと計画を立てた。
離乳食を食べ、授乳していると寝そうだったので、慌てて車に乗せ車で寝てもらおうと思った。
しかし、道中寝てくれず、到着直前の5分ほどしか寝なかった。
街に着きベビーカーで買い物をする。
グズり始めたのを見計らって、座敷のありそうなお店に入る。
料理が来るまでご機嫌で遊んでいる子ども。
食べている間に授乳し、昼寝をしてくれれば、と授乳するが、眠気が強すぎてあまり吸わず、それでもお利口に遊んでいた。
しかし、隣の席のおば様方が子どもの声に対してきつめの視線を送ってきたため、食べ終わってすぐに席を立つことにした。
靴箱の靴を取り出して履こうとした瞬間、
ゲロゲロゲロゲロゲロ。
Kちゃんが吐いた。
そりゃーもう大量に吐いた。
母は冷静だった!
持っていたタオルで拭き取り、服なんて汚れたって構わない!着替えは持っているし、何なら買えばいーのだ!と。
お手洗いを借りてタオルを洗う。
優しい店員さんがおしぼりをたくさん持ってきてくれて、
持って帰っていただいて結構ですから!
と。
なんと心優しい方!!
1ついただいて行きます、と告げ、心配してくれる店員さんを後に店を出た。
そしたらまた吐いた。
店の外だったので戻るわけにはいかず、デパートまで行こう!と決めて歩いていると、途中で子育て支援センターを見つけ、着替えをさせてもらおうと、寄らせていただいた。
着替えをしてさっぱり!
快く場所を提供してくださったセンターの方、ありがとう!
と、センターを出ようとしたところで、また吐いた。
今度のはティッシュで対応できるくらい。
センターの方、重ね重ねありがとうございました!
帰り際、「吐いたあとの水分補給は気にしてあげてくださいね」と言われたので、今日のところは歯医者は止めにして帰ることにした。
車に戻るまでのベビーカーで、なんと力尽きたKちゃん、クタっと寝始めた。
あたしゃこりゃもう死んだなと思いましたよ。
顔色が白くなって、何も言わずにスーっと寝入ったので。
何度もお腹を触って息をしているか確かめましたよ。
しかも、駐車場でベビーカーからチャイルドシートに移すときにも起きずクタっとしたまんま。
また死んだと思い、胸の音を確認しました(笑)。
こんなに疲労困憊のKちゃんは見たときありません!!
こりゃーまずい、と、とっとと家に帰ることに。
途中最後にもう一度吐いたので、車を止めて拭いてあげて、とにかく帰りました。
帰りついてさっそくおっぱいをあげて水分補給。
しばらくしたらまたたくさん吐きました。
こりゃーどーしたもんかね、と、小児科に電話したところ
「感染性胃腸炎の可能性が高いです。何も飲ませないでください」
と、時間外の指定予約を取りつけてアドバイスをいただきました。
予約の時間まで2時間。
グズグズのKちゃんを抱っこでなだめて病院に連れていきました。
感染性胃腸炎でしょう。
と言われて、少しずつ水分を与えて、吐かないかどうかの様子を見ることを指導されて帰りました。
本来は嘔吐下痢の症状が出る病気ですか、Kちゃんは嘔吐だけで熱もないし、お薬が効いたのかその後は吐きませんでした。
ただ、お腹が空いているのにちょびっとずつしか水分(赤ちゃんポカリとお茶のみ、母乳は吐かないことが確認されてからしかあげちゃだめ)をもらえないのでグズグズ。
とにかくずっと抱っこでなんとかだましだまし、お風呂も入って寝る時間にはもうおっぱいでも大丈夫やろう、となりました。
夜のおっぱいはひどかった!
ずーーーーーっと吸いよった。
不安やったんやろうかねぇ。
ま、吐かないならえーのよ!
お母ちゃんは心配したぞね!!
でも、えーこともありました。
こちら。
ストロー練習マグ。
これ、ふたの部分を押すとストローからビュッと中身が出る仕組みで、ストローは吸うもんですよ~と教えるのに最適!
ストローを吸うことを知らないKちゃんに教えるチャンス!と思い、赤ちゃんポカリと一緒に買いました。
教えるまでもなく吸う(笑)。
水分がほしくて必死なのか、チューチュー吸うではないか!!
こんなときにストローデビュー、できたみたい(;゜∀゜)