車のクラクション、鳴らしますね。
「信号、青ですよ」
「危ないよ!」
以外にも、お上品な都会のドライバーにはわからないかもしれませんが、田舎では
「おはようっ!」
とか
「(避けてくれて)ありがとうっ!」
とか、軽~いプッ♪があります。
今日の帰り、田舎の商店街(決して寂れていない!)を通っているときの出来事です。
県道やけど、真ん中に車線の仕切り線がなくて、すれ違えるくらい広いけど、両脇に歩行者がいたり、停車・駐車がいるので、田舎のドライバーはちゃんとわきまえて走ります。
進行方向右手に駐車場、左手のお店の前に停車中の車が2台。
そこに差し掛かったとき、駐車場から出てこようとする車が1台。
急いでないあたしは、その車が出てこなかったら通りすぎるし、出てくるなら止まるし、の感じで走っていました。
まぁ、交通ルールでは、当然あたしを先に行かせるべきですわねぇ。
それが、その車、出てきたよ。
あとでわかったことやけど、シルバーマークの車でした。
そしたらね、向こうからもう1台来たのよ。
重ねて言うけど、駐車場から出てくる車が待つべきなの。
それやのに、その車、駐車場から出ようと止まりません。
でもね、その車が出て来るのが見えて、向こうから車が来たなら、先に出してあげてもいいんじゃない?
そんなことを思いながらこっちで止まって見ていたら、突然・・・
プーーーーーーー!!!!!!!
大音量。
近所のおばちゃん、びっくりして家から出てきたがな。
周りの人たちもビックリ仰天よ。
だって、田舎でそんな音聞かないから。
救急車が来ただけで
「どこへ行ったろうねえ」
と話になるくらい、閑静な田舎なんですよ。
そんな田舎でそんなでっかい音のクラクション鳴らされたら、そりゃビックリしまっせ。
だから、その出てこようとした車は止まって、向こうから来た車が突っ切りました。
で、駐車場から出てきた車がシルバーマークだった、とわかったってわけ。
田舎の人間は、確かにクラクションを使いすぎかも知れんけど、人を攻撃するような使い方はしません。
どこの外の人間か、どんな若者か、はたまた内やけどイキッたヤツなのかは知りませんが、
オラオラオラ
俺様のお通りだぞぉぉぉ
みたいな運転はやめましょう。
田舎の人間は音に敏感なのです。
それに、
テメーみてーなちっせー人間がでっけー顔してお通りするようなとこじゃねーんですわよ。
(笑)